おすまし娘
愛犬ミミちゃん。おすましさせました。もう、おばさんですけど・・・(^^;)ゞ
でも、とてもカワイイ!!
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放送大学:失敗予防の住まい学('09)
主任講師:服部 岑生 (千葉大学名誉教授)
放送時間(平成21年度)第1学期:(木曜)22時15分~23時00分
第3回の建築主の失敗予防講座に出演しています。
内容:住まいづくりのはじめにする設計の流れとそこで重要な設計図書について学ぶ。設計の専門家(建築士)から設計のポイントや失敗予防の知恵を聞く。次に失敗をサポートする弁護士の注意と公的なサポートの仕組みを学ぶ。
【キーワード】
建築士、弁護士、裁判所、設計図書、契約文書、住まいづくりの記録
私が設計した住宅で服部先生にインタビュー形式で工事監理の重要性を話しています。勉強になると思います。
住まいづくりから住まいに住み続ける過程で住まいにかかわるいろいろな問題が発生する。これらの問題を解決しようとする受講者(市民)のためのハードからソフトに及ぶ知識を解説する。ハードの知識は、、設計の方法、住宅の構法、設備の計画などと失敗予防の関係を扱い、ソフトの知識は、住宅の購入、賃借および管理の方法と失敗予防の関係を扱う。はじめの講義は、市民のための住居学の構成を解題し、最後の講義は近年のマンションの構造偽装問題に触れて、具体的な問題への適用とこれからの優良な住まいづくりの条件について述べる。
1.失敗と優れた住まいづくりの基本的な知識(1~4章)
2.建物としての住まいの問題(5~10章)
3.契約と住み続けるための知識(11~13章)
4.リフォーム・および今後の問題(14~15章)
1
失敗と予防
授業の理解に必要な住まいづくりの失敗の種類と用語、その予防法などの関係を紹介する。次に、住まいの失敗の発生頻度の多い種類と、事例により原因を推理することの難しさを明らかにし、失敗予防が最も重要な方法であることを理解する。終わりに住まいづくり守る社会制度を日英で比較考察する。
【キーワード】
住まいづくりの流れ、失敗、不具合、クレーム、トラブル、建築主、失敗の種類、失敗の頻度服部 岑生
(千葉大学名誉教授)服部 岑生
(千葉大学名誉教授)2
優良な住まい
住まいは、強さ・使いやすさ・美しさが基本的に大切である。住宅政策で表示される10の性能-地震に対する強さ、火災時の安全性、劣化のしにくさなど-を解説するとともに、総合的に住まいと環境の性能の考えかたの変遷と今後有望な住まいのビジョンを考察する。
【キーワード】
住宅性能表示制度、地震に対する強さ、火災時の安全性、劣化のしにくさ、維持管理更新、住環境の性能、自立循環型住宅服部 岑生
(千葉大学名誉教授)服部 岑生
(千葉大学名誉教授)3
建築主の失敗予防
住まいづくりのはじめにする設計の流れとそこで重要な設計図書について学ぶ。設計の専門家(建築士)から設計のポイントや失敗予防の知恵を聞く。次に失敗をサポートする弁護士の注意と公的なサポートの仕組みを学ぶ。
【キーワード】
建築士、弁護士、裁判所、設計図書、契約文書、住まいづくりの記録服部 岑生
(千葉大学名誉教授)服部 岑生
(千葉大学名誉教授)4
住まいづくりへの参加
住まいの設計で決める住まいの特徴と性能の関係、これからの住まいに重要な生活のトラブル予防と住まいの特徴に合った暮らしの工夫について、建築主が参加できる失敗予防の知識を学ぶ。
【キーワード】
平面計画、間取り、環境計画、材料計画、規模、残響時間、共用部分、コミュニティ、住みこなし服部 岑生
(千葉大学名誉教授)服部 岑生
(千葉大学名誉教授)5
戸建住宅の構法
自分の住まいは自分で守る。そのためには住まいの各部がどうなっているかを知る必要がある。ここでは最初に木造の構法の概要を、次いで戸建住宅に多い在来木造軸組構法の各部の造りと木造戸建住宅で問題となりがちな不具合について学ぶ。
【キーワード】
在来軸組、垂木、根太、間柱、野縁、雨漏り、傾斜、腐朽、経年劣化大野 隆司
(東京工芸大学教授)大野 隆司
(東京工芸大学教授)6
共同住宅の構法
引き続き、住宅の各部構法を中心に学ぶ。最初に鉄筋コンクリート(RC)造の構法の概要を、次いで共同住宅に多いRC造による構法の各部の造りとRC造共同住宅で問題となりがちな不具合について学ぶ。
【キーワード】
RC造、スラブ、かぶり厚さ、外断熱、直張り、漏水、剥がれ、結露、ひび割れ、床衝撃音大野 隆司
(東京工芸大学教授)大野 隆司
(東京工芸大学教授)7
住まいの設備
住宅設備を見るときに留意すべき点を述べた後に、住宅設備に関わる各種の不具合を紹介し、これらの不具合を避けたり不具合が生じたときに適切な対応をするための基礎知識を学ぶ。また、住宅設備に関わる新しい動向を知ることによって失敗を予防する。
【キーワード】
給水設備、換気設備、暖房設備、冷房設備、電気・情報設備、点検、メンテナンス、取扱説明書、設計図川瀬 貴晴
(千葉大学教授)川瀬 貴晴
(千葉大学教授)8
住まいの環境
光、熱、音に関わる環境の中から、採光、断熱、気密、日射利用、日射遮蔽、通風、騒音など、快適に暮らすために必須の事項について、その評価手法を概説する。また、これらの環境に大きな影響を与える住宅設備の役割についても学ぶことにより、このような環境面での失敗を予防する。
【キーワード】
採光、断熱、気密、日射利用、日射遮蔽、通風、騒音、冷房、暖房、省エネルギー川瀬 貴晴
(千葉大学教授)川瀬 貴晴
(千葉大学教授)9
住まいと健康
私たちの健康を阻害するおそれのある住宅とはどのようなものなのかについて解説し、健康に生活できる住まいを実現する方法を考察する。特に、住宅の気密性能向上に伴って近年増加しているシックハウス問題について詳しく紹介する。
【キーワード】
住宅内事故、バリアフリー、ユニバーサルデザイン、24時間換気、アレルギー、シックハウス、VOC、F☆☆☆☆上野 武
(千葉大学教授)上野 武
(千葉大学教授)10
持続可能な住まい
住まいを長持ちさせるにあたって重大な障害となる「雨漏り・漏水」と「結露」の問題を取り上げ、その原因と予防方法を勉強する。さらに、持続可能な住まいを実現していくために必要な考え方や、維持管理方法などについて解説する。
【キーワード】
社会資産、安全性、雨漏り、漏水、結露、持続可能性、SI住宅、維持管理、住宅カルテ、サステイナビリティ上野 武
(千葉大学教授)上野 武
(千葉大学教授)11
住まいの購入
住まいについてのトラブル予防のために、住宅そのものではなく、住宅を購入する仕組みのなかで起こる失敗について解説し、トラブルや問題発生の予防、解消を目指す。最初に、住宅を購入する際の基本的な知識を学ぶ。住宅購入のプロセスと契約の意味と手続きなど、住宅および敷地の権利関係について説明する。
【キーワード】
住宅情報、契約、重要事項説明、宅地建物取引主任者、登記、瑕疵、クーリングオフ、アフターサービス斉藤 広子
(明海大学教授)斉藤 広子
(明海大学教授)12
住まいを借りる
住まいを借りる場合、借りる手続きや居住中に起こる失敗について、トラブルや問題発生の予防、解消を目指すを取りあげ、住宅賃貸借契約などの基本的な知識を学ぶ。
【キーワード】
賃貸借契約、原状回復、定期借家斉藤 広子
(明海大学教授)斉藤 広子
(明海大学教授)13
マンションの管理
住まいの管理問題発生の原因は、入居前から潜んでいる。区分所有型のマンションを取り上げ、予想しにくい問題発生のメカニズムをときあかし、失敗予防と解決のためのマンション管理の知識を学ぶ。マンションの所有と管理の仕組み、大規模修繕、マンション管理の支援体制について説明する。
【キーワード】
区分所有、マンション、管理、管理組合、理事会、総会、管理規約、長期修繕計画、大規模修繕、管理費、修繕積立金斉藤 広子
(明海大学教授)斉藤 広子
(明海大学教授)14
リフォームから再生へ
住まいは、建物として古くなり寿命が来ると、リフォームや建替が必要になる。リフォームは事件が多く、失敗を防ぐ手続きを解説する。リフォームや建て替えの判断をどうするかなどのプロセスを学ぶ。次に、住民の合意によって行う共同住宅の建替や再生の課題やその住宅地の実態を解説する。
【キーワード】
寿命、物理的耐久性、機能的耐久性、模様替え、リフォーム、コンバージョン、リノベーション、建替、再生、合意形成服部 岑生
(千葉大学名誉教授)服部 岑生
(千葉大学名誉教授)15
失敗のない社会
構造偽装の問題を切り口にして、今後の住まいづくりで大切な良い住まいづくりの提案を述べる。また、住まいづくりをサポートし監視するために市民の目線の組織作り、および良い住まいづくりに必要な新しい住居学の発展を期待して終わる。英国の制度を紹介する。
【キーワード】
構造偽証、耐震補強、NPO、CABE、CAT、住教育、失敗学、調和のある街並み服部 岑生
(千葉大学名誉教授)服部 岑生
(千葉大学名
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家という先入観を捨てると・・・・・
いろいろと見えてきたりします。
小さい家、でも、普通の建売のような家はいや!
そう、考えている、あ・な・た!
LDKは1ルームとして、広く使う・・となると・・・寝室が狭くなる・・。
でも、でも、いいではないですか!
あなぐらみたいな寝室。2畳程度で
快適で、落ち着いて、手に届く範囲にものがある・・・。
もし、あ・な・たの体がギックリ腰になったと想定してください。
なんでも近くにあると便利です。ティッシュ箱・手元照明・ラジオ・TV・本棚などなど・・・
・・・・どこかでみたことのある・・・??・・・
そうですね。カプセルホテルなんかそんな感じですね。でも、カプセルホテルは1畳程度だから倍の広さと贅沢なあなぐらなんです。・・・そうそう・・・家族の数だけあなぐらがある。
で、起きると広いLDKの生活・・・・・・。
・・・どこかで、何かみたことのある・・・・??・・・・
そうです。縄文時代の村の形態ににていますね。
竪穴式住居の真ん中が広場で、そこで、いろいろなコミュニケーションが存在する。
・・・・
こんなあなぐらのある家も楽しそうですね。
・・・・
夢は大きく大胆に・・・
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建築には建設する目的があります。
住宅の場合は生活する器ですが、そこには住人を自然災害から生命と財産を守るという大きなテーゼが存在します。防犯も大きな意味では生命と財産を守るというジャンルに入り、大変重要なことです。
プロの設計者はクライアントに言われなくても(具体的要求がなくても)当然、これを最大課題として設計していきます。
そして、機能・・これはクライアントにとって違いますので、きめ細かく聞き取りし提案していきます。
そして、もうひとつ大切な事、これは要望がなくてもすることがあります。
ここちよい、きもちいい空間を造ることです。これらを創造する空間は人の精神を開放する落ち着いた!やすらぐ!・・・癒される空間・・・これも大切なことです。これを創造するには絵をうまく描ける人と宋でない人がいます。建築士は技術者なので、この絵が下手な人でも国家資格は取れるので、この国の建物が心休まる建築にならない大きな理由だと思っています。
建築を設計する資格というのは単なる建築士ではなく。もっと、精神性を高めた癒しの空間を創造できる人でないと同じ規模、同じ金額でもぜんぜん違う家になります。
絵に3本の線を絵の具でひくとします。その色合い、太さ、間隔、バランス、こんだけでも、精神性を高めた3本の線は安らぐ、3本の線、躍動する3本の線となります。しかし、単なる建築士ですと、何も感じないただの3本の線が描かれるだけです。
この違いは住むとわかります。しかし、同じ費用と規模を2箇所別々の設計者に依頼するわけにはいかないので、この違いを前もって確認できませんが、その設計者が設計した建物をみればわかります。魂を感じるか否かです。何かを伝えようとしている建築です。その建築の声は必ず、そこに住む子供に大きなイマジネーションを与えこころを豊かにします。また、そうした建築はその前を通る子供たちにも大きな可能性を感じさせ、夢を与えるものです。最近ではこの夢を与える建築が少なくなってきているのではないか?と器具します。
長くなりましたが・・・そんな・・・夢を与える家造りのお話を今後、記していきたいと考えております。
ご期待ください!!
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2009年1月15日155人を乗せたUSエアウェイズ旅客機エアバスA320型機が飛行不能になりハドソン川に緊急不時着陸した。そして、チェスリー・サレンバーガー機長57歳は2度、機内をくまなく歩き、最後に避難したとのことだ。米空軍でF4戦闘機を操縦し、同航空に転職後も29年間パイロットとなり、グライダーの操縦資格も持っている。過去、米運輸安全委員会の航空事故調査に携わり、米民間操縦士組合で事故調査官も務めたとのことだ。
僕も建築家はプロであれ!と言っているのだが、建築家という職能はパイロットのように緊急的な事体は少ないが、地震時に倒壊しない建築を造り多くの人命を守るという部分は共通だ。構造の知識に精通すること、それを設計に反映させ、また、その設計図を現場が守っているかを監理する行為は何より重要だ。構造の知識の鍛錬。構造の監理能力は現場監督の知識をも上回り、鉄筋職人や、コンクリート打設業者よりも上回る知識があってこそ、現場のリーダーたる指揮者として、人々が動き、監理できることになる。この部分は建築主には先ずみえない。だから、この重要性をなかなか認識できずに、単なる何の基準にもならない一級建築士の資格を当てにする。実は二級建築士の試験に落ちて、一級建築士には合格している人は沢山いるのだ。だから、資格は目安にしかならない。
ならば何の基準で一般の方は建築士を選択すればいいのだろうか?
はっきりいうと一般の方にはその選択基準を示すことは私たちにもできないのだ。
ならば、どうしたらいいのか?目安ならばある。
チェスリー・サレンバーガー機長(( )内は機長の参考)のようなプロ意識のある建築家を選定する目安。
1)年齢が45歳(57歳)を超えていること。経験がものをいうプロの世界だからです。
2)いろいろな建築を設計監理していること(F4戦闘機、エアバス航空機、グライダー機の操縦)で偏らない総合力を発揮できる。住宅だけ、とか獣医、歯科医院、医院専門と称する設計事務所がいるが、一番建築で難しい住宅の設計ができないで、専門とするのは総合力の欠如になる。建築では住宅に始まり住宅に終わるという名文句があるほど。
3)建築の相談、調査経験が豊富である。(機長は事故調査官も務めた)それらのいろいろな事故実例を知ることにより、その危機回避能力が高まるのである。建築もこの経験は重要だ。
4)生命を守ることを最重要と認識していること。(最後の2度の乗客の確認は自分の生命よりもプロとしての乗客の生命を優先した行動である。)
これらを依頼する建築家に話しの中でこの重要性を認識しているかを確認することが選択の目安と思う。
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『いい家づくりのQ&A100』建築よろず相談解説委員・著
エックスナレッジ社・刊 販売価格1,785(税込)
以前の人気本『我が家を手に入れる前に読むQ&A80』の改訂版です。
この本が出版されてから、耐震偽装問題が発生し、建築基準法・建築士法改正されました。激動の建築業界でありましたが、それらの現状や、法改正による、今後の落とし穴など、注意点が満載です。
日ごろ解説している21名の一級建築士と協力弁護士5名で執筆しました。
わたしも勿論編集委員として、魂を入れた本にしました。
力作です。実践本『家づくりの履歴アルバム』エックスナレッジ社・刊
と合わせてご利用ください。
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家づくりの履歴アルバム』 という本です。
アルバムになっているのですが、ただのアルバムではありません。以下が概要なので、読んでください。いろいろ事情があって建築家に依頼できない場合の建築条件付住宅、ハウスメーカー、工務店の設計施工に建築主一人でも家づくりをガイドしてくれるアルバムです。 この本があれば建築家の第三者はいらない(^^;)ゞなんて・・・・。でも、デザイン力は別です。(^^;)ゞ
著者(おぎわら ゆきお・・・わたしです。(^^;)ゞ)からの内容紹介
楽しくアルバムをつくりながら建築主として家づくりに参加しましょう!
家づくりは多くの方にとって一生に一度のイベントです。きちんと家づくりの記録をとっておきたいものですが、記録する間も無く工事はどんどん進んでしまうし、どの工事をどのように撮って何に注意したらいいのか?わからないことばかり!そこで、本書の出番。各工事段階のサンプル写真があるので、それに倣って撮影し、そのサンプルの上に貼ればOKです。その工事のポイントもその都度ガイドしてくれます。ご自分で撮れなくても、サンプルがあるので、現場監督さんにお願いしてデジカメで撮影してもらってもいいですね。アルバムサンプル写真に倣って順次撮影していけば、設計者、現場監督さん、職人さん、地鎮祭、上棟式などの記念写真だけでなく、契約書、見積書、設計図面、確認申請なども記念に撮影・・・。気がついたら、アルバムが完成し、たくさんの記念写真がデーターとしてもストックされるという仕組みです。国でも建物の履歴を残す方向性を打ち出しています。本書はそのさきがけになります。将来の資産形成とリフォーム時の大切な財産にしてください。
はじめに・・・
本書は、楽しい家づくりと家の履歴を担保するために、「家づくりを楽しみながらアルバムを完成させる」ことが必然的にできるようにしてあります。
以下、本書の使い方を説明しておきます。
❶本書を手にしたら、設計者や施工会社の営業マンなどの関係者に「このアルバムで家づくりを楽しみながら記録したいので、よろしくお願いします」と伝えましょう。多くの施工会社は快く受け入れてくれるはずです。
❷説明文や下絵となっている写真を参考に、ご自分で撮影した写真を貼りましょう。Lサイズの写真がおさまるように枠がついていますが、はみ出しても問題はありません。
自分で撮影できない時もあると思います。現場監督に「この下絵のアングルを基本に何枚か撮影お願いします」と伝えておけば、現場にいけない時でも、撮影してくれます。
*写真はアングルなどを変えて、たくさん撮ることをお勧めします。撮った写真は、貼付けた写真以外のものも、必ずCD-ROMなどに保存しておきましょう(デジタルカメラの場合)。
❸施工時の注意点や確認チェック内容が記載されていますので、参考までにお読みください。詳細を知りたいときは付録をご一読ください。
また、私が主宰する「建築よろず相談」解説委員著の『「いい家づくり」のQ&A100』(エクスナレッジ・刊)も参考になりますので、ご覧ください。
❹その工事の進捗状況や、職人さん、現場監督の奮闘振りなどをメモ欄に記載し、家がどのようにできるかを理解する手助けとしてください。職人さんの苦労を知ることで「家づくりは手づくり」であることが実感できるでしょう。
❺1年点検のことや、10年ほど住み続けての感想などを記載していただければ、そのころ幼かった子供たちが成長して再度見るときに、リアリティーを持って理解されるものと思います。また、友人などの家づくりの参考になることは間違いありません。
■目次
・はじめに
設計者/設計・工事監理契約書/敷地/模型・CG/地盤調査/確認申請書類
工事監理者/見積書/工事請負契約書/現場監督/施工者/地鎮祭/地業
基礎背筋/コンクリート打設/土台/上棟/屋根工事/各種金物/構造用合板・釘
床・階段/外壁下地/断熱材/内壁/バス/キッチン/洗面所・トイレ/設備工事
窓/ドア/外装/内装/竣工検査/外構/竣工/一年後
・付録
・解説
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実用新案登録済み
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前回は耐震壁の全体の配置が建物のねじれを阻止し、地震に強い建物を造るということを簡単に説明しましたが、これは木造の建築物に対して旧建築基準法になかった偏心率を適合させる手法を現行の建築基準法はその手法方法を明確にしたので、この問題は解消されました。しかし、まだ、鉄筋コンクリート造、鉄骨造で検討している層間変形角(地震力入力されると、(地震が発生すると)下の階に対して上の階が水平移動して変形します。この変形の量(専門的には層間変位量)を階高で割った値)が決められた基準範囲に抑えないといけませんが、これらは建物の上限の耐震壁の量、上下の柱、壁の配置が大きく影響します。残念ながら木造てでは現行に基準でもこの考え方は導入されていません。
前回にも記載しましたが、多くの(8割程度と思われる)建築士は偏心率を適合に無頓着だったわけですが、現行の基準法では木造2階に関しては層間変形角については明確な記載はないので、前回の偏心率を適合に無頓着だった多くの建築士は、この層間変形角の対応に無頓着であるのは想像できると思います。極論すると構造詳しい建築士は2割程度しかいないということになるのです。
層間変形角に適合させるということはどういうことか?これらの説明は難しいのですが、簡単にいうと、木が風に揺られるとします。その枝はつながっている太い枝に伝達し、最後は幹を通して地面に伝達します。このように自然は合理的に力を地面に伝えるシステムを身に付けているのです。これと同様に建物は上階の柱や壁の下にはなるべく柱や壁を設けることが地面に地震力や風圧(台風)力の水平力を最短で地面に伝えることになり、揺れも少なくなります。
逆にいえば木造の建物は現行基準に適合されているから安心とは言えないのです。このことを理解している建築士に依頼しないと建物の揺れは収まりません。
建売住宅や建築条件付の多くはこれらを無視した建築士(能力不足の建築士)によって建てられています。結果、建築基準法は合法だが、家が車が通っただけで揺れるという建築ができてしまいます。でも、法的には合法なので、どこにもこの揺れの気持ち悪さは理解してもらえません。こんな家に住みたくなければ、構造の詳しい建築士に設計工事監理を依頼してください。
建築基準法はあなたを救ってくれません。
また、瑕疵保障がずべての建物に適用されますが、そもそも適法なので、瑕疵ではないので、これも過信は禁物です。
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木造耐震診断相談会などの案内、みたことありますか?
建築士が古い建物の耐震性能を無料で診断してもらえます。(無料の範囲は簡易耐震診断というものです。精密診断になると有料になります)
そこに木造に住んでいる人が耐震性能を心配で相談に来ます。そうすると、「あなたの家は耐震性能が1.0以上ありましたから、安心してください」「1.0以下だったので、耐震補強が必要です」などと評価されます。
1981年には新耐震基準が施行されましたが、木造建築にはまだ、基準は甘く、耐震壁については、『する』という言葉だけで、具体的な方法が記載されていませんでした。ところが淡路阪神大震災で倒壊した木造建築物はこの、『する』ということが具体的に実現されていなかったのです。そして2000年6月に建築基準法の改正をまって、『する』という具体的な手法が提示されました。この後は建築士はこの基準で設計し、耐震性の保持された建築を設計しています。
問題は、『する』手法を提示されなければ建築士は耐震性の高い建築を造れなかったのか?というとこれは違います。私も含めて(^^;)ゞ。構造の知識のある設計者は、『する』ということは偏心率を適合させることだと実は知っているのです。鉄筋コンクリート造、鉄骨造などは当然のようにこの検討はするのです。逆に言えば木造だけ具体的手法が緩和されていたのです。(というより、表現が曖昧だっただけですが・・・)
この、『する』という意味を認識できない建築士の多くは、耐震性の低い建築を造り続けてきたということになります。私からすれば、もっと構造を勉強してから、設計してほしいと思うのだけど・・・。
これ以上に違和感を覚えるのが「木造耐震診断相談会」で相談を受け付けている建築士達。なぜなら、相談に応じる多くの建築士は耐震性の低い建物を自ら設計し続け、その人が設計した建物を、他の建築士がみて「これは1.0以下ですね」といわれている建物を設計した事実を認識しないまま、「これは1.0以下ですね」と説明する。
これらの相談員は本来は以前の設計した建物が耐震性の高い設計をしていた人だけにしてほしいと思う。「これは1.0以下ですね」という前に「あなたの2000年6月以前の設計した建物は1.0以上なんでしょうね。」と質問したい。
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みなさんは耐震診断とか、耐震補強という言葉をどこかで聴いたことがありますよね。
なんで、こんな言葉が氾濫しているのでしょうか?
要するに、以前の建築基準法では、地震に耐えるには甘い法律だったことが原因なのです。建築基準法は最低限の下限値を示すものです。建築士は建築基準法を遵守するのは当然ですが、この法律は最低限を示しているので、この法律ぎりぎりで設計したものが現行の建築基準法では下限値が上げられたので、現在の基準に適合しなくなった。だから、足らない耐震性能を補強するために「耐震補強」をすることになるのです。
基準が変わったから仕方がない。と思いますよね。でも、実はこの法律が下限値の最低限を示していることを認識している人は下限値で設計することの危うさを知っていて、基準法よりも高い数値で設計していた人の建物は現在でも、現行の基準法になんら抵触しない安全な建物が存在しているのです。(わたしの設計も勿論、そうです。(^^;)ゞ)
公共建築の学校などが、建築基準法の下限値でなく、余裕を持たせてもともと設計すべきだったし、そのように提言しなかった設計者、認識の無かった行政側発注者。当時、少しの予算を出していれば、現在のような耐震補強での公費を費やすことなく済んだ筈です。
構造の安全性の認識の無い設計者と行政発注者。この人たちの無責任な体質がまたも、皆さんの税金が費やされるのです。
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